ハイゼットS200P EF-SEエンジン バルブガイド脱落 エンジン不調
平成18年式・走行7.5万キロ、5速マニュアルの冷凍車(低温仕様2コンプ)で時々、エンジン不調になり走行出来ないとの症状です。
車を診た時には少しエンジンの異音がありましたが、気にするほどのレベルでは無さそうです。
1時間程度試運転すると、症状がはっきりと出て、走行不能になりました。
1気筒が死んでいるような感じでしたので、工場に帰り、各気筒の圧縮を測定したところ3番目が圧縮がゼロでした。
バルブ関係を疑い、エンジンを下ろすことにし、シリンダーヘッドを外したところ、3番目の排気バルブが少し浮いた状態になっていました。バルブを外すと、ガイドも一緒に外れてきました。入れてみるとスコスコ状態です。
熱により圧入されているのが外れたようです。修理も考えましたが、他のバルブ状態も考え中古エンジンと載せ替えしました。
冷凍車で荷物や冷凍機の負荷も大なので、ドライバーも優しい運転をお願いししたいものです。
多分、エンジンの過回転が原因と思います。