キャリイーDA63T エンジンかからず始動不良

先日、冷凍装置の電気配線トラブルを修理した車が走行中エンジン不調で動かなくなった連絡があり、ロードサービスで当社に運ばれてた。キーを回すとバッテリーは有りセルは回るが始動しない。初爆がなさそうな感じで燃料ポンプの不具合かと思いキーオンするが燃料ポンプの音がしない。助手席下のリレーボックス内のポンプリレーを見てみると12V電気が来ていない。試しに直接ポンプ回路に12Vを繋ぐとポンプは作動した。次にプラグを点検したらスターターを回しても火花が飛ばないのが判明。運転席ハンドルコラム横のヒューズボックス内を見るとIGヒューズが飛んでいた。新たにヒューズ入れてキーを入れるとすぐにヒューズが飛ぶ。どこかでIG関係でショートしているようだ。次にイグニッションコイルのカプラーを外してIGオンするとヒューズが飛ばないのがわかり、3個のうちのどれかが不具合と思いテスターで抵抗を見るとNO1のコイルが異常数値を示した。取り置きしていたコイルと交換してみるとヒューズも飛ばず一発でエンジンが始動した。コイルの断線トラブルはあるがショートはめずらしいトラブルでした。新品のコイルと交換し修理完了。