H9年オペルヴィータ、スイング ウォーターポンプ交換
型式:XG140 エンジンX14 走行52000km
16バルブ、ツインカム1400ccのコンパクトエンジン。
ウォーターポンプはタイミングベルトで駆動されているタイプで国産と違い部品のバラツキによるのか結構弱い。比較的低走行距離でも突然異音が発生しびっくりさせられることがある。
最も怖いのはロックによるタイミングベルトの歯飛びであり、オーバーヒートと重なってピストンとバルブが干渉しエンジン停止に至ることである。幸いこの車両は気づくのが早く大事には至らなかった。
昔のBMW3シリーズもそうだったがタイミングベルトの強度が弱く、国産車のように10万キロはもたないようだ。5万キロ台で交換するほうが安全のようで、気をつける必要がある。でも最近のエンジンはチェーン方式に代わってきているようであるが・・・・
さて、交換作業は狭いエンジンルームの割にはやりやすい方だと感じた。
タイミングカバーやクランクプーリーを外して上からの作業で全て出来た。エンジン下側からの作業は必要は無い。ただウオーターポンブを外す際に位置をマーキングしている方が後のタイミングベルトの張りをテンショナーで調整する時に便利だ。(ウオーターポンプ自体どの位置でも取り付けられるため)
作業時間は一度経験があれば3~4時間程度で完了する。